完成か、未完成か…
完成か、未完成か…
このところ、日記に登場する自作オブジェ。 また少し手を加えた。
「よほど暇なんだろうな…」 そう思われても仕方ない。
先日、いつもの近所の幼なじみの友人とは別の友人が店に来た。 「えっ!こんなに小さいんだ。 画像だとデカく見えるなあ」 オブジェを見つけて言った。 「だから、店長日記にも書いたじゃないの。 書き込みに失敗したCDを使ったと…」
店頭の衣類と比較するとこんなサイズだ。
80年代後半?だったか、レーザー・ディスクというのが少し流行った。 僕はプレイヤーもディスクも持っていなかったが、CDコンパクトディスクが出る前でLPレコード版位の大きさだったと思う。 これをオブジェに使えばソコソコの大きさになるが。
このレーザー・ディスク、思い出がある。
知り合いがいち早くこれを手に入れて、洋画など楽しんでいた。 ある日、それを観に来いと家に誘われた。 初めて訪問するお宅で、手土産に船橋の栄華光という中華屋さんのドデカイ肉まんを持って行った。 それを二人で食べながら上映会が始まった。
さて、何を見せられるのか? 彼が取りだしたのはランボーシリーズだった。 このランボーまだ1作か2作位しか出ていなかった頃かも知れない。
度々、TVで見たことがある1作目から始まった。 「すごいでしょ!色綺麗でしょ! 鮮明でしょ! 迫力あるでしょ!」 確かに綺麗で鮮明。 しかし、以前に見た映画、僕はしまいには飽きてしまった。 しかし、彼は映画を見ながら綺麗、鮮明~を連呼していた。 「次! これがすごいんだ! 観て!」 ランボーが泥の中から突然現れるシーン、何度もリピートして観ることに。 ランボー、なかなかの名作だし、商売柄嫌いではない。 「ミリタリーショップやっているくらいだからきっと感動するに違いない!」 気持ちはうれしいが趣味のすべてがミリタリーでもない。
趣味、嗜好、個々違う。 同じ趣味を持ち合わせていても、その入れ込みようで変わってくる。 お互い影響される部分もあれば、逆に疲れて引いてしまうこともある。 趣味なんて本当は一人でこっそりと楽しむのが一番かも知れない。 世の中、何かとシェアするのが流行っている。 が、どこまでその空気感をシェアするのかが問題かも…。 ちょっと買い過ぎて、食べきれない大きな肉まん、こちらは最後に二人でシェアできた。
そんなわけで、これも趣味というわけではありませんが、ミリタリーショップのオヤジでもオブジェを作ったりしています。 でも、店のインテリアにはどうかは疑問だ。
ただのギター好きのミリ系ショップのオヤジの暇つぶし。 これで完成か!? でも趣味って他人に多少は分かってもらいたい部分もある。
その結果押しつけがましくなったりもする。 僕自身、反省の余地もあるところだ。
2015-07-16 09:29:40
店長日記
| コメント(2)
コメント
まず店名が全てを語ってしまっている感じですかね…。 僕が付けたわけではなく開店当時の50年以上前からこの店名。 店に入って来たお客さん、渋滞の車の車窓から店を見て…たぶん(?)が先行してしまう方も多いのでは。 今ではミリタリーショップの枠付けになっちゃているかもしれませんが、昔から~ショップ、~専門店とういのがあまり好きではなっかったんでしょうね。 結果このような形に? あまり堅苦しく考えないようにしています。それが独特の雰囲気になっちゃったのか、ある意味支離滅裂になっちゃったか…。 今の時代、そのやり方では商売的にはどうか?とは思っていますが。 そのお気楽さが逆に入りづらい店構えになっちゃっているのは承知していますが(笑)
長年商売をやっているので、常にオープンではいるつもりです。つい店の雰囲気で、構えて店に入って来る方も多いと思いますが、おっしゃる通り一声「こんにちわ」 があると嬉しいですね。コンビニ、量販店に入る際の「こんにちわ」は怪しがられますので。
店長
/ 2015-07-18 10:09:11
こんばんは。
サープラス、ミリ系ショップのインテリアですかあ…。商品自体がインテリアみたいですよね。
ガチなミリ系ショップなら軍装、TOYの自動小銃、重機関銃の弾丸、弾薬箱やらが頭に浮かびますね。
オサレ系ならハーレー、A-2革ジャケ、50~60’sの小物なんかが浮かびますね。
そんな中、ハテナ堂はどうなのか?
もう店舗自体が思いっきりサープラス・ミリ系を主張していますが、強引なセールスするわけでもないし、インテリアや店長さんのご商売からは決して“押し付けがましさ”は感じられないし、ギターオブジェが飾ってあっても決して異物感は感じないですよ。
それはなぜか?
店長ご自身もお書きですが、ギター好き・ミュージシャンの人間が店主だからでしょうね。
勇気を出して初めてあの店構えの店内に入ると、ミリジャケ着てドブロギターを爪弾く店主がお出迎えって…(笑)。もうその時点で「ガチなミリ系ショップなのかなあ?ミリヲタの偏屈な店主だったらどうしょう」というミリ系警戒心は薄れる。と同時に「逆に怪しいぞ!この店と店主」という好奇心が沸く。
その好奇心でこの日記やバックナンバーを読んだ方にとっては針金ドブロギターオブジェは“有り”だと思うのですよ。
だってガチなミリ系さんだったら兵器やら銃器やらを作りそうですよね(笑)。
あと、僕思うんですがね。ハテナ堂にいらっしゃるお客さんは「コンチワ」なり“一声掛けて”入ってきてくれると店長さん的に嬉しくないですか? センサーのピンポンだと無粋だろうし。
せっかく人が気持ち良くギター弾いてたのに、いつの間にかお客さんが目の前に!ドキッ!いつから見てたのよ?ってなった事があるような…気がしてならない(笑)。
K林
/ 2015-07-17 22:55:44