新年、明けましておめでとうございます。　今年もよろしくお願いします。

　　
今年も、正月恒例行事、浅草寺に初詣に行ってきました。
雲一つない穏やかな正月晴れでした。　午前９：００前には雷門に到着。　人出はというと、昨年と同じくらいかなと…。　ただ外国の方が昨年よりも多く見かけるようになりましたね。　露店も昨年よりも多い気がします。　コロナ前に戻った感じです。
これから昼前後にかけてかなりの参拝客が来るのではないでしょうか。

　　
参拝を終えると必ずここに立ち寄って、牛筋の煮込みとお酒をやって来ます。（毎年同じパターンなので昨年の正月の店長日記とほぼ同じになってしまいますね。　決して画像は使いまわしではありませんので（笑））
すでに出来上がっている隣席のお客さんと浅草今昔話をちょっと交し、２杯目のお酒の飲み干し店を出ました。


　
ふらりと足は六区の方に。　この辺りは浅草演芸の発祥地。　昔ながらの浅草を感じる地区でもあります。
ビートたけしさんの「浅草キッド」はこの界隈での下積み時代を描いたものですね。　古いビルは壊され、新しいビルが多く建っていますが、少し路地裏を入るとタイムスリップできるエリアもあります。

更に六区を過ぎ、国際通りまでふらりと。　国際通りの名前の由来も、以前この通りに浅草国際劇場があったからです。
すでに取り壊されていますが、劇場には度々足を運びました。　


浅草ロックンロール　ボランティア　1976～1977　浅草国際劇場

今から46年前の1976年大晦日から1977年元旦にかけて、国際劇場で行われていた年越しロックフェスティバルです。　画像は手元にある当時のチケットの半券です。　この時代の日本のロックコンサートの殆どが故内田裕也さんが関わっていましたね。　当時の裕也さんはメディアにはあまり出ていなく、晩年のようにタレント扱いされるようなことは全くなかったですね。　当時、殆どの人が存在を知らなかったと思います。

日本のロックは黎明期を抜け、ある意味絶頂期でもありました。　当時の私もロック、エレキに夢中でした。
毎年のように年越しロックは行ったものです。　年が明け、元旦の早朝4：00にフェスティバルは終了します。　まだ外は真っ暗、そんな中、帰りに浅草寺に初詣に行くのが恒例でした。　先ほどの「浅草キッド」ではありませんが、昭和40～50年代の浅草は正直、暗くて汚くて怖かった…。　浅草寺ですら今のようにライトアップなんてしてない時代です。（当時はライトアップなんて何処もしていない、そんな言葉さえなかった時代ですね）

六区辺りを通ると何だかニューヨークのハーレム辺り（当時のハーレム）を勝手にイメージしたりして恐々、興味津々に歩いていました。　
途中の場外馬券場界隈は最悪！（いや最高？）の雰囲気でしたね（笑）　ドラム缶の焚火を囲んでカップ酒を！　未成年だった私も混じったりして…。　それはそれで今となっては楽しい思い出です。

昔話が長くなってしまいましたが、それを機に今に至るまで毎年、初詣は浅草に行くことになりました。　今の浅草は国際的な観光地になりましたが、あの当時の匂いの強い浅草も懐かしいですね。


そんな時代に少しタイムスリップできる場所から地下鉄に乗って帰るの恒例です。
昔を懐かしみ、昔話がつい長くなってしまう年齢になってきたということですね。

今年もよろしくお願いします。

店長

2023-01-01 21:56:42

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