「おっ!68年製、裏地も…」
先日、USEDのM-65ジャケットを購入してくれた方がいた。 年代物のM-65ジャケットを探しているようなので、奥にあった物を見せたところ気に入ってくれ、即決で購入してくれた。 その方いわく、この年代で状態のいい物は少なく、国内、海外でも結構いい値段で売買されているらしい。 即決で購入してくれたということは、お手ごろ価格だったのかもしれない…。 喜んで頂きこちらもうれしい限りだ。
”シカゴ” クエスチョンズ67/68 シングルジャケット。 そしてフェンダー ’68年製のレプリカ、サイケ・ピンク・ペイズリー柄のテレキャスター
’68年のM-65ジャケット…。 この数字’68を思い浮かべるとつい ”Chicago”の ”クエスチョンズ67/68を連想してしまう。 ロック好きのオヤジならご存知 ブラス・ロック (管楽器ホーン・セクションを取り入れたロック)の雄 ”シカゴ” のナンバーだ。 この曲がリリースされた時代、ベトナム戦争も拡大期に入り、反戦運動も広がり始め、若者中心とした文化、反戦運動も沸点に達した熱い時代だろう。 この ”シカゴ” のレコードジャケットを見ても、軍服姿のメンバーが戦没者が眠るアーリントン墓地らしき所で撮ったショットだ。 歌詞を直訳しても、ストレートに反戦につながりはしないが時代背景、ジャケットデザインから見ても、それは容易に想像できる!?。 個人的にはこのシングルのB面 ”I'm a man " の方がロックしていて好きだ。 当時の動画が見られる! 当時の熱いロックが嬉しい!
http://www.youtube.com/watch?v=yOvGa-8-Lns
計画停電、節電…。 こんな時に店でギターアンプをONにしてエレキギターを弾いている。 つい’70年代の音、ファッション、エネルギーが頭をよぎると、こうなってしまう…。 俺と同様、M-65ジャケットを探しに来てくれた方もジャケットに時代への想いを投影しているのかもしれない。 あんなエネルギッシュな時代、二度と来ないかもしれない。 でも違う形でも良いから、未来にチョットは期待するのも悪くない。 特にこれからの若者には…。
注)ギターアンプといっても15Wのミニアンプである。 屋外の看板の照明100Wが4個、消灯している。 それの比べれば少量の消費電力だ。
そういえば、こんな映画も思い出した。
”グッド・モ-------ニング・ベトナム!!” で始まる 「グッド・モーニング ベトナム」 1987年の映画。 時代設定はベトナム戦争拡大期。 ベトナム・サイゴンに派兵されたAFN (軍人向けラジオ局)のDJ (名優ロビン・ウィリアムズ)が軍規を無視してハイテンションにロック、ソウルミュージック、ポップスを流して戦場で人気者になりながらも、戦争と向き合う現実を描いた作品。 当時の戦争、音楽、社会などが垣間見られる映画だ。 機会があったら観てみるのも良いかもしれません。
2012-06-21 09:19:00
店長日記 2011
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