「トイレの神様」 植村 花菜さん
数日前にテレビチャンネルを変えていると、人気シンガー・ソングライターの植村 花菜さんが アメリカ・テネシー州 ナッシュビルを訪ねるという内容の番組が…。 短い滞在期間に曲を作り、オーディション・ライブハウスでテネシーワルツと一緒にその曲を披露していた。 番組の終わり数分しか見られず、がっかりしたが先日、再放送で見ることができた。 番組は NHK「旅のちから」 彼女のブログにもナッシュビル滞在のことが綴られているようです。
彼女の大ファンということではないが場所がナッシュビル!ってことで気になってしまった。 ナッシュビルといえばカントリー・ミュージックの聖地。 カントリーに限らず全米の音楽の大半がここでレコーディングされているはず。 ミュージック・シティーの愛称もつくわけだ。 スタジオ・ミュージシャンの宝庫だ。
20年以上前にナッシュビルに行ったことがある。 やはりカントリー音楽に夢中になっていた頃で一度は行ってみたかった。 今回のテレビの映像を見ると街も活気にあふれていて、音楽の街を売りに観光的にも成功している様に見える。 俺が行った頃は街も悪い意味で昔のまま。 治安も悪く、小さなクラブに入るのも勇気が要った。 それでも車を借りてちょっと郊外のライブハウスやダウンタウン(中心街)の楽器屋、レコード店巡り。 おのぼりさんは必ず行くカントリー関連の名所等を巡った。 今は名所旧跡をうまく生かし、歴史もある新しい音楽産業都市に生まれ変わったようだ。 また余談ではあるが、商売のことも忘れずにホテルのイエロー・ページをめくり、郊外のミリタリー・サープラスショップなどのアドレスを確かめ、ロードマップを見ながら車を走らせたりもした。 視察、参考のためで、仕入れなどは専門業者からではあるが、アメリカの大半サープラス・ショップはミリタリー専門店というより生活に密着したワークウェア、雑貨などを売る店も多い。 郊外に行けば行くほど大きな店ではあるが、この手のものが多かったりする。
ハンク・佐々木さんのシングルレコード
植村 花菜さんの番組をみていたら見覚えのある顔…。 ナッシュビル在住の日本人カントリー歌手のハンク・佐々木さん。 現在70歳くらいになるらしく、50歳の頃に夢をあきらめきれずに日本に家族を残し、単身ナッシュビルで歌手デビュー。 シングル・レコードのタイトルも ”MAKING MY DREAM COME TRUE” 俺の夢をかなえる!だ。 お元気そうで、番組内で花菜さんの英語歌詞での曲作りの相談に乗っていた。
ハンクさんのシングル・レコードを家で探したらあった! 初めてナッシュビルに行ったころに手に入れたものだろう。 番組を見なかったらレコードの存在すら忘れていた。 そしてハンクさん、現役でバリバリやっているようです。
人気の彼女がカントリー・ミュージックにもっとスポットを当ててくれたら、もう少しカントリーの認知度も高まるかもしれない。 期待もしたい。 彼女の動向も気になる。 次第によってはオッサン・ファンが一人増えることになるだろう…。
2012-10-17 08:04:00
店長日記 2011
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