草花も春を忘れずに咲き出しました。 左はハナニラ、右は?
このところギター関連の話題が続いていますが、興味のない方はギター画像を見た瞬間、このページを離脱してしまうかもしれませんね。 ミリタリー関連の話題なら営業的にもつながりがあるかもしれませんが、ここでは日常的な話題、個人的な趣味の話題ということで…。
そんな訳で、またギター・ネタで…。
僕のギター、グレッチ 6022 ランチャー。 オリジナルカラーは右のウェスタンオレンジ。 それをナチュラルに…。
先日、ギター好きの友人から一通のメールが届きました。
「お前が使っているギターと同じじゃない!? ちょっと観てみて!」 そこには You TubeのURLが貼ってありました。
早速、Tubeを開くと、ジェフ・ベックのギターコレクションの動画! 数あるコレクションの説明…。 動画 3分20秒後になんと、僕のギターと同じランチャーが…。 1957年のモデル…。 ギターの愛称名はThe Blue Caps…。 ’50年代の映画の説明…。 聞き取りにくいイギリス英語、そして彼独特のこもった話し声で彼がギターを説明、そして爪弾いています。
50年代ロックンロール、ロカビリー・ブームがあった。 そんな時代に売れっ子のロックン・ローラーが数多く出演している映画がある。 その中にジーン・ビンセント アンド ヒズ・ ブルー・キャップス Gene Vincent and his Blue caps という売れっ子ロックン・ローラーが登場。 そこのギタリストがこれを使っているらしい。 そこからベックはこのギターを The Blue Caps と名づけている様だ。
彼は大のロックン・ロール、ロカビリー・ギター好きだ。 彼のイメージはフュージョン寄りの、ちょっと前衛的なロック・ギタリストのイメージが強いが、彼のルーツはカントリー、ロカビリーという訳だ。 彼はピックを使わないフィンガー・ピッカーでもある。 この弾く方もロカビリー・スタイルからきているのか。 画像でもギャロッピング奏法なんかもやっている。 興味がある方は観て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=0YB9EX7YpFk
このギター、僕のものと全く同じ! と言っても僕のランチャーは既にナチュラルカラーに…。 後の祭り! もしこれがベックではなくクラプトンだったら、ちょっと後悔か…。
僕がこのギターを25年前に買ったきっかけはこのアルバムに。
ロック史上、不朽の名盤 デレク アンド ドミノス 邦題 ”いとしのレイラ” 高校生の頃、このアルバムでブルース・ギターと初めて出会った気がする。
このアルバム・ジャケットを開くと多くのスナップショットが。 その中にランチャーを抱えるクラプトンの写真が! 大きなボディー、三角のサウンドホールが特徴だ。
クラプトンのランチャー、ベックの物、僕のランチャーとは仕様が違う。 でも、よく見ると色は赤系のウェスタン・オレンジがくすんだもので同じか? クラプトンも赤系ランチャーだったか…。
このランチャー、音は? 正直言って、当初はザラっとした深みのない音だった。 ベックのTUBEの動画を見ても、あまり良い音とは思えない。 あのベックが弾いても?
でも25年使ってようやく鳴るようになってきた気がする。 さらに塗装を変えて一層よくなったような…。
色、音、また違うランチャーを手に入れたようで愛着が湧いてきた。
2012-04-23 08:31:08
店長日記
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