昔はこんなものも買っていたのだが。
テレビ、ラジオ・ショッピングなどでこのところ勢い付いている英会話教材の 「スピード・・・」
聴き流すだけで自然と英会話が身について行ってしまうという。
「本当に!? 」 誰もがそんな疑問から始まって興味を持ち、契約購入するのでしょうが、僕自身 「ホントかよ? 」 という疑心の方が強いかもしれない。
日本の英語教育は文法から入っていくので英語が嫌いになる。 大学まで英語を勉強しても会話は苦手…。 多くの人が言う。
僕自身は逆で文法アリ派だ。 日本語と英語、言葉の組み立てがそもそも違っている。 生まれた時から英語環境だったら文法なんていらないが、日本語を英語に組み立てる作業には、必要最低限のキマリ(文法)も必要だと思う。 とはいえ文法を理解しても頭の中で会話、文法…混乱して余計に話せなくなってしまうのも事実だ。
それと正しい日本語を使えないと、それを英語に変換できない! 痛感する。 日本人同士だと流行りの言い回し、短い一言で意思疎通が取れる。
日常、普通に使われている若者言葉や流行りの言い回しを即英語に! きっと難しいはずだ。 簡単で正しい日本語が浮かべば、その方が英語に置き換えやすいかもしれない。
「これカッコ良くない!?」 「すごくない!?」 若者がよく使う言い回しがある。 自分はそれを肯定しているのだが、相手に問いかけて確認する言い方だ。 たしか英文法だと付加疑問文ってやつだったか…?
これを真面目に英語にすると 「It is cool,isn' it? 」 「It is great,isn't it?」 多分こうなると思うのだが、自分が肯定しているのだったら、素直に 「これカッコいい It's Cool !」 「これスゴイ That's great!」 でいいはずだ。 さらに 「これカッコ良く無い!」 「これすごく無い!」 イントネーションを変えると全く逆の意味にもなってしまう。
若者言葉、流行り言葉をまず正しい日本語に置き換える、そんな作業も必要になってくる。 そもそも日本語の言い回しが多すぎるのも英会話の壁になっている。 今どきの若者の意味不明な日本語。 さあ、それを英語に…難しいだろうな。 それと政治家が使う聞いたことない言い回しも。
「まずは無料サンプルCDでお試しを!」 スピード…のキャッチだが、「まずはシンプルで正確な国語を!」 が重要か?
それにしてもスピード…そんなに効果覿面 !? どれ試しに無料CDでも送ってもらおうか…。 意外と洗脳されてしまったり…。
「聴くだけで…」 そこから流れる英会話、丸覚えは良いが、会話には英単語も含まれるし文法だって存在しているわけで、それだけで自分の考えを英語で話せるようになるのか? それに最終的には費用はいくらかかるのだろうか…?
でも、あれだけ話題になっているのだから効果はあるんでしょうね。
それに何事も始めることが肝心…やるだけでも偉い!
やるなら 「今でしょ!」 現象でさらにスピード・・・体験者が増えるのではないでしょうか。
自分は何事も 「まだでしょ!」 意識が強すぎていけない。
2013-05-31 19:04:00
店長日記
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