ウチの定番でもある米軍のサーマル・アンダーシャツ。
全て未使用の軍納入品なのだが、メーカーもさまざまである。 サイズもメーカーによって違う。
こちらのオーダーは単にS何枚、M何枚・・・という具合だ。 荷物が届き、荷ほどきして詳細が分かる。
アメリカの業者もサイズ、枚数のみでメーカー、詳細な部分は気にしない。 多分、倉庫に積まれている商品の箱、そこに書かれているサイズに従ってストックを取り出す。 それだけの事だろう。 当然といえば当然だ。 その都度メーカー、サイズを揃えたり、前回発送したものと同じものを送ったり…それではメーカー、サイズなどが偏ってしまい商売にならないはずだ。 だいいち物資の量も多く、そこまではチェックできないはず。
ジャケット、装備品などはミルスペックに従ってほぼ同じ。 色などが多少違うくらいか。 しかし近年は米軍の装備品なもメーカーとタイアップしていて、商品開発のためバトルテストと称して色々なメーカーの物を実戦に持ち出している。
今回のサーマル・アンダーシャツも然り、さまざまなアメリカのアンダーシャツ・メーカーから調達している。 結果、このような事になる。 装備品、ジャケットなどと違って下着ということで、さらにルーズなのかもしれない。 ただし素材、織り方はほぼ同じではある。 そこはミルスペックに従っている。
早速、サイズ確認で着てみた。 Sサイズのインデラ社がジャストだった。 これはMサイズのヘミングウェイ社のものよりチョット大き目。 サイズ面でSとMが逆転現象。 サイトでの注文も紛らわしくなってしまい、申し訳ございません。 画像のサイズより小さめがご希望でしたらMサイズのヘミングウェイ社となります。
店によく来ていただいているお客さんで、来るたびに? このサーマル・アンダーシャツを買い求めていく方がいる。 その方いわく、その都度メーカー、サイズ、素材感が違っているところが良いらしい。 確かに同じ物では数枚有ればいいはず。 その都度、変わる…。 それも放出品の楽しさでもある。 好きな人にとってはサープラス品の知識も増え、新しい発見もあるのではないでしょうか。
ミルスペックは厳格な規格であるのが当然。 しかしこのようなゆる~い部分もある。 軍物を楽しむ上で四角四面なスペックを意識するのも良いのだが、頭のスペックを少しゆるめて楽しむことも必要かもしれない。
2014-03-16 23:43:19
店長日記
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