原宿、表参道のケヤキも紅葉のピークを過ぎたようだ…。

今日、原宿に仕事で３か月ぶりに行ってきた。

　　

いたる所、クリスマス商戦たけなわ。　おしゃれな街だけあってイルミネーションも洗練されている。

普段、仕事以外ではここへは全く足を運ばない。　ましてショッピングも無縁。　高級ブティック、セレクトショップ…中にも入らない。
表参道ヒルズ、ブランド・ショップなどが入ったファッションビルだがいつも素通り。　今日は急にトイレに入りたくなったので初めて入ってみた。　興味のあるショップ、商品もなく、ただトイレを借りただけで退場。　イルミネーションが綺麗だったので写真を撮っただけだった。 　だからと言って、全く毛嫌いしているわけでもない。　商売柄ファッションの傾向、動向も興味があるし、それを楽しむのも好きだ。　ただあまりブランドがどうのこうの…あまり興味がない。　何でもアリ！で自分なりに楽しみたいほうだ。



　　

仕事を終え、代々木公園の紅葉も気になり寄ってみた。　９月に来た時にはデング熱騒ぎで公園が閉鎖。　この時期はそれも終息、紅葉を求めて来た人も皆ユッタリと都会のオアシスを散策していた。　表参道のクリスマスムードをよそに都会の別世界を満喫できる。


　

ここには若いころにも何度も来たことがある。　公園の原宿口から入ってすぐ、右手奥に昔から見覚えのある建物が存在する。　
公園の端の方なので、今まで間近に寄ってみたことがなかった。　遠くから見ると黄葉した木々に囲まれ、まるで秋のカナダ、メイプル・ロード、プリンス・エドワード島、赤毛のアンの家を想像させられる景色に見えた。（そこには行ったことがないが）　




西洋風な古い木造家屋。　何か歴史的に価値がある建物か…。

　

ドアにはクリスマス・リースまで飾ってある。　ドアをノックすると赤毛のアン、あるいは金髪のマッサンの奥さんエリーちゃんが出てきそうな趣だ。　朝ドラの見過ぎか…。


　

家屋の歴史を語る説明があった。　１９６４年に開催された東京オリンピックの選手村の宿舎がこの代々木公園にあったのだ。　その一軒を記念保存してあったのだ。　なるほど時代を感じる。　何ともレトロ感が良い雰囲気だ。




ここは東京五輪の象徴する代々木体育館などオリンピック施設が多くある。　この公園に選手村が在ったのもうなずける。


　
原宿駅前の大きな交差点、明治神宮の入り口もある。　確かここには大きな歩道橋があったはず…。　その歩道橋がいつの間にか無くなり、こんな橋の存在を初めて知った。　



五輪橋。　神宮橋と並んでＪＲの線路の上にひっそりとかかっていた。　これまた東京オリンピックの時にかけられた記念すべき橋なのだろう。　レリーフが埋め込まれてある。　

何年か後の東京オリンピック。　これから施設の建築も始まることだろう。　そしてこれらの１９６４年東京五輪の遺産、これからメディアでも取り上げられるだろう。



　

公園を後に表参道を下り青山通りまで歩いてみるか…。

老舗のオモチャ屋　キディーランドの前を通ると　「わが街自慢　!?」　ではないが僕の住む船橋が生んだ”ふなっしー”がこんなところでも稼いでいる。　

それを横目にそろそろ船橋に帰ろう…。　先日痛めた足がまだ痛む。　アメリカからの荷物も気になる。　早々と原宿を退散した。

しかし代々木公園では良い発見もあった。　そんな晩秋の半日であった。

2014-12-05 20:51:45

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